伊吹山ヒルクライム その2  当日編 その2

のすがトイレに行くと言うので トイレの場所まで案内しについて歩いて行ったら
紙が張り出してあって 人だかり
あ リザルトやん 
って この時点まで 何分で上がれたかとか 全然気にしてなかったんですが
一応見てみました

予想通り (笑)  で のすのタイムは・・・と探しましたが
ロードAのリザルトだけが見当たらず
しばらく 待ってたんですが 張り出される気配もないので
「まあ 一位とかそんな事はないやろ?」「うん」「なら家帰ってパソコンでみたらええやん」
って それ以上は待たなかったんですが・・・


家帰ってパソコンで見たら
一位とか そんな事は無かったんですが のす 入賞してました
(その場で申し出なかったので だめかと思いましたが賞状&賞品 送って来て下さいました )

さて、無心で登ってた みたいに 書きましたが 実は一個だけ登ってる中から気になることが・・・・

帰りの下りです
道が乾いていても怖いのに 今日は道濡れてるし マジ怖い
なんか ウマい事言うたら 下山は車に積んでくれたりしないかなぁ・・・と考えてました

でも そんな案内も無かったし しゃあない そろそろ帰ろうかと思ったら
「下山の回収車が出ます」みたいなアナウンス ‼

「お母さん回収されようかなぁ」とのすに言うと
「そんなん言わんとやってみろや」と言われたんで
じゃぁ まあ・・・と下山の列につきました




なるべく後ろに並んだつもりが C-1カテゴリーの選手のゴールが終わってから下山するとの事で
長々待たされてる間に 後ろにもどんどん人ならばはるし・・・怖い(>_<)


自転車に跨ってみると ゴール地点からして すでに下り坂なんで 怖い思いがまして来て
「やっばり、回収される」と のすに言うと
「怖かったら サドルを下げてみたら」と工具を貸してくれたんで
サドルを可能な限り下げてみました

ここで 逃げて車に乗ったら 下りが怖いから 結局何処行く自信も無いままになるし
やってみよう と決心して待ってたら

C-1クラスの選手がゴールしてきますとアナウンス
これはシャッターチャンスやん って コット君をガードレールに立てかけて 前まで走って行って写真撮影
あわてて ピンボケですけど





みんな めちゃ 早いし 体の線が綺麗で かっこ良い
さっきまで 怖いから 回収 回収と 騒いでたのも何処へやら
かっこええなぁ って はしゃぐ おバカな私





実業団の上位のゴールが終わった所で 下山開始

とりあえず もう 恥も外聞もないから 補助ブレーキ握って すごーくゆっくり降りようと
走りだしたんですが やっぱり ハンドルの中心を持ってるから これってカーブとかで不安定やんなぁ・・・と
不安 (>_<) かと言って ブラケットでは 自転車止まらんのちゃうかって不安

とにかく怖いから20〜25キロ程度で 下ってると どんどん追い抜いていかれます
どうぞ 追い抜いて下さい 私にかまわないで下さい って心境

もう コース案内の人の所で止まって 「私は降りられません」って言おうかと思ったり

でも でも この日の為に 下ハン握りやすいハンドルに変えて
練習もしたし
今 車も 歩行者も来ないこの状況でやってみなかったら 一生できひんままやん
と思い返して

こわごわ 手を下に・・・
む む む・・・・なんか怖くなった ?
自転車はぐっと地面にグリップして安定感あるし  止まりたくなったら止まれるんやって安心かもあるし
もちろん まだ ヘアピンカーブなんかは 死にそうに怖いから 20キロ程度まで減速してソロソロいっても
ちゃんと自転車安定してる (@_@;)

なんか 楽 ・・・・

もしかして 楽しいかも  って 思い始めた瞬間から
景色を楽しむ余裕も出てきました
登ってる時はなんも気付いて無かったけど サクラが満開でめちゃきれい
こんな綺麗な道を走ってたんや

もう 私らの回で下山した人は全員先に行かれてるんで 道路一人占め状態で
係員の人にお疲れ様でしたー って声かけてもらいながら
ロードにのって 初めて 「楽しい」って思いながら 下りを走れました

たぶん一人やったら 怪我したら元も子もない って 回収されてたと思うんで
ほんま のすに 感謝です 




降りて来て 一般道に出たところで のすが待っててくれたんで
一緒に受付の有った場所まで移動して
初めてのヒルクライム無事終了

ほんまに 登ってる最中は なんでこんな場所でこんな事してるんやろ? 
もう二度と自転車で坂なんか上がるかいな って思いましたが
終わってみたら なんか もしかして 楽しかった? 




輪行帰宅の前に 関ヶ原ウォーランドの前にある スーパー銭湯でさっぱり

あの山に登ったんやなぁ と 風呂上がりのさらさらの体で見上げる伊吹山は格別でした