広島旅行記 その3 原爆ドーム と 府中焼

広島旅 二日目 
ホテルで朝風呂入って 美味しい朝ごはん食べて 出発

先ずは 原爆ドーム
法華ホテルから歩いてもすぐですが、 広電乗りたかったんで 電車移動






50年以上昔 たぶん幼稚園行くか行かないか位の時 何故か夕方一人で家になった時間が有って
その時に 母親の婦人雑誌の 原爆特集的なのを見てしまい
家に一人だわ 薄暗い時間帯だわで めちゃくちゃ怖くて 完全にトラウマになってしまい


その後修学旅行などでも広島が当たらなかったんで 
原爆ドームと資料館だけはよう行かんという 気持ちのままで 半世紀以上を過ごしてしまいました


長らく 広島=原爆ドーム=怖い って感じで
もう 駅下りたらいきなり 京都タワーくらいの勢いでドームが有るくらいの イメージでいたんですが

意外や 一日目は ドームから徒歩 10分くらいのところに宿泊しながらも
周囲のビルに隠れていて その姿を目にすることは無く 
紙屋町西の交差点を曲がってから やっと姿が見えました

ついに トラウマの地に来たわけで
その姿は やはり なんとも 重い気持ちにさせられる物がありましたが
周りの 広島の街の反映とか 緑豊かで綺麗に整備された周辺環境とかのお蔭も有ってか

「怖い」という感情は起こらず 素直に頭を垂れて 被害にあわれた当時の人たちの冥福をお祈りする
心境になれました 


その後 平和記念公園に行き 平和の灯や平和記念碑を見てから

いよいよ 資料館へ 
実はこの日の朝に至っても トラウマが有るので 資料館は止めておこうかと思ってたんですが
ドームから歩いて来るうちに 「やっぱり、ちゃんと見よう」という心境になれてました

この時は 本館が工事中だったんで、たぶん普通の時の半分程度の展示内容だったと思いますが
正直目をそむけたくなるような写真とかも有りましたが
逃げずにちゃんと見て良かったと思います

資料館の中の 重たい展示品を見て 出てきたら外は小春日和で 快晴で
公園の中は 緑が溢れてて 
平和は有り難いなー と 実感しました  


流石に 年月の流れで 相当軽くなってたトラウマ 
今回の訪問で 原爆ドーム 資料館をちゃんとわが目で見たことで 
さらに 解消方向に向かったと思います
(それでも 実は本館が工事中で助かったと ちょっと思ってますが)



さて 気分を切り替えて 昼から宮島に行く前に
もう一つの 広島焼 
のす おすすめ その2 府中焼 
広島県南東部で 食べらてる お好み焼だそうですが、広島市内にも としのや という府中焼のお店が有るので
そちらへ 




時間の都合で 11時開店を待つように入店しましたが それでも 数組はお客さん入ってたんで
中々人気有るようです

パリパリの黒焼と ふんわりの白焼が有って おすすめは黒焼やったんで
それを注文

お肉の代わりにミンチが入ってて そこから出る油でカリカリになったそばが旨い
卵がキャベツと下のベース生地の間に入ってるから 
関西のお好み焼きのように キャベツがとじられた感じになってて 食べやすいのも良いし

個人的には 広島焼より 府中焼きの方が 好みでした 
あの 麺のカリカリ感は こっちのお好み焼には無いし また 食べたい 

お好みの後は デザートに昨日に引き続き ユキボウシに行ってから

世界遺産航路」なる なかなか大層な名前の船に乗って
平和公園から 直で 宮島に向かいました

片道2000円と お高いけど

川と海から広島の街並をお楽しみいただけますという事で
川を運行中は 外に出て景色を楽しめると書いてましたが 
この日は 潮位が高くて デッキに出れたのは 一番低い橋をくぐった後で 
もう 相当広島の街中からは離れてて 街の景色を楽しむ感じでは無かったです

まあ 乗り換えなしなんで 楽に宮島まで行けるのは 良かったですが